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サプリメント丸分かり辞典

「安心安全サプリメントとは?」

サプリメントの人気が徐々に高まっています。高齢化の進展により、そもそも潜在顧客の絶対数が増えていることに加え、高騰する医療費や、危機的な日本の財政事情を前になるべく病気になる前に予防しようという意識が高まりつつあるからかもしれません。いずれにせよ、こうした健康維持に対する関心の高まりはもちろん良いことですね。

とは言いつつサプリメント先進国であるアメリカなどと比べると、日本のサプリメントの販売規模はまだまだ発展途上にあります。

アメリカでサプリメントが人気の背景の1つに国民皆保険制度がなく、医療費の自己負担率が高い点が挙げられます。今後、上記の通り財政の行き詰まりから日本でも医療費の自己負担率が高まるとすると、ますますサプリメント人気が高まるかもしれませんね。

病気になってから後悔しても遅いですし、一度発症すると完治しない病気もあるわけで、病気を予防できるならそれがベストであるのは間違いありません。より効果的なサプリメントの利用が広がり、日本が「健康大国」となることを期待したいと思います。

さて、そのように様々な面から必要性が増しているサプリメントですが、数多くあるサプリメントの中でどうやって選ぶのが良いのでしょうか?

まずは効果・効能をチェックし、主成分をチェックし、ブランドをチェックし、あとは内容量と値段のバランスを比較する、という流れがオススメですかね。概ね合理的な選び方ではないかと思います。

よろしくないのは広告などに触発され、あまり調べもせずに購入してしまう方法ですね。1,000円、2,000円のものならそれでもいいかもしれませんが、一般的にはサプリメントはもっと高いですし、継続して利用するとなると年間数万円となる可能性もあります。

広告などで積極的に販売されているサプリメントは「売れているから積極的にPRしている」と考えることもできますが、うがった見方をすれば「そうやって積極的にPRしないと売れない」ということかもしれません。本当によい商品なら積極的に広告しなくても売れている可能性は高そうです。

また、そうした積極的な広告にかかる費用は当然、価格に転嫁され、消費者が負担することになりますので、値段が割高になっている可能性もありますね。気をつけたいものです。

少し話がそれましたが、しっかり中身をチェックしサプリメント選びをしたとしても「落とし穴」がないわけではありません。何かと言うと、記載されている内容どおりの成分量になっていない可能性があるのですね。

たとえば「ビタミンDが1,000mg」と表示されていたものの、実際には「100mg」しか入っていなかった、というケースです。悪質な誇大表示ということになりますが、残念なことに消費者が主体的にこうした成分量をチェックするのは不可能ですね。

そうしたユーザーの不安・不満を解消するために活動しているのが「日本サプリメント評議会」です。このNPOでは、登録されているサプリメントに対し、衛生試験や成分分析などにより、記載されているデータに嘘や偽りがないことを確認した上で、「安心安全マーク」を発行しています。



こうした取り組みはもちろん素晴らしいことですが、「このマークをあまり見たことがない」と思われるかもしれません。実際にこのNPOを利用している会社は残念ながら中小のサプリメントメーカーが多そうです。読者のみなさんが知っているような大手サプリメント会社はほとんど全く参加しておりません。

あくまで中小のサプリメントの信用補完として限定的に利用されている、というのが実態かもしれません。だとすると少し残念ですね。

ただ逆に言えば、大手サプリメント会社の製品はそれだけ信用できる、ということなのかもしれませんね。こうしたサプリメントは行政側でも保険センターや消費者センターなどを通じてチェックすることがありますが、実際のところ、個人輸入の海外サプリメントでもない限り虚偽表示についてはほとんど聞いたことがありません。

だとすると、上記のサプリメント選びで言えば「ブランドのチェック」が結構重要ということですね。

逆に言えば、よりお手頃に見える中小サプリメントメーカーの商品を利用する場合にはこうした「安心安全マーク」がついているかどうかをチェックしていただければと思います。

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