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サプリメント丸分かり辞典

「ビタミンAとは?」

サプリメントの人気が徐々に高まっています。高齢化の進展により、そもそも潜在顧客の絶対数が増えていることに加え、高騰する医療費や、危機的な日本の財政事情を前になるべく病気になる前に予防しようという意識が高まりつつあるからかもしれません。いずれにせよ、こうした健康維持に対する関心の高まりはもちろん良いことですね。

とは言いつつサプリメント先進国であるアメリカなどと比べると、日本のサプリメントの販売規模はまだまだ発展途上にあります。

アメリカでサプリメントが人気の背景の1つに国民皆保険制度がなく、医療費の自己負担率が高い点が挙げられます。今後、上記の通り財政の行き詰まりから日本でも医療費の自己負担率が高まるとすると、ますますサプリメント人気が高まるかもしれませんね。

病気になってから後悔しても遅いですし、一度発症すると完治しない病気もあるわけで、病気を予防できるならそれがベストであるのは間違いありません。より効果的なサプリメントの利用が広がり、日本が「健康大国」となることを期待したいと思います。

さて、そのように様々な面から必要性が増しているサプリメントですが、中でも最も有名な成分といえばやはりビタミンです。

全部で13種類あるビタミンは、体内で作り出すことのできない栄養素ですが、では具体的にどのようなビタミンがあり、どのような働きをしているのでしょうか?

ということで、今回取り上げるのは「ビタミンA」です。ビタミンAの働きとしては以下が挙げられます。

・細胞組織の正常な成長を促す
・損害を受けた細胞を修復する
・老化の原因となる酸化物質を中和する
・皮膚や粘膜などの表皮をなめらかに、健康に保つ
・免疫力を高め、ウイルスや細菌に強い体を作る
・肺や気管支を病気から守る
・丈夫な歯と骨の発育を促す
・視力の低下を防ぐ
・健康的な髪を維持する

どれも美容や健康維持、アンチエイジングにうれしい働きと言えそうです。

加えて最近ではガンの予防や治療にも効果あるという研究成果もあり、今後の研究の進展に期待したいところです。

ちなみにビタミンAにはレチノール由来のものと、βカロチン由来のものの2種類があります。レチノールは主に動物性の食べ物に含まれ、βカロチンは主に植物性の食べ物に含まれています。レチノールはそのままビタミンAの働きを持つ一方で、βカロチンは人間の体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。

そう考えるとわざわざ変換する必要のないレチノールの方が良さそうですが、実はビタミンAは過剰に摂取するとその分解で肝臓が疲弊してしまうといわれています。したがって闇雲にビタミンAを摂ることになるレチノールより、必要なときに必要な分だけビタミンAに変換できるβカロチンの方が体にいいのですね。

そうしたこともあって、サプリメントに含まれているビタミンAはβカロチンの形で配合されています。βカロチンであれば、仮に摂りすぎてもそのまま排出されるたけですので問題はありません。

美容維持や健康管理、アンチエイジングに興味がある方はビタミンAを試してみてはいかがでしょうか。

なお、ビタミンは単体で働くのではなく、他のビタミンと協働して相乗効果でさまざまな役割を担います。

また、ビタミンが十分に働くにはミネラルの摂取が必要であると言われています。たとえば最も有名なビタミンであるビタミンCが十分な働きをするにはミネラルとしての銅が必要です。

そうしたわけで、ビタミンの効果を十分に発揮してもらおうと思ったら、ビタミン単体よりも、複数のビタミンを、また、ビタミンだけでなくミネラルの摂取が重要である、ということですね。

あわせてマルチビタミン・マルチミネラルのサプリメントの活用もご検討ください。

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