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「ビタミンCとは/続編」

サプリメントの人気が徐々に高まっています。高齢化の進展により、そもそも潜在顧客の絶対数が増えていることに加え、高騰する医療費や、危機的な日本の財政事情を背景になるべく病気になる前に予防しようという意識が高まりつつあるからかもしれません。いずれにせよ、こうした健康維持に対する関心の高まりはもちろん良いことですね。

病気になってから後悔しても遅いですし、一度発症すると完治しない病気もあるわけで、病気を予防できるならそれがベストであるのは間違いありません。より効果的なサプリメントの利用が広がり、日本が「健康大国」となることを期待したいと思います。

さて、そのように様々な面から必要性が増しているサプリメントですが、中でも最も有名な成分といえばやはりビタミンです。ということで、今回「ビタミンC」を取り上げたいと思います。

カルシウムやビタミンB1などと並んで、サプリメントとして利用されることが多いビタミンC。アスコルビン酸という科学名で表示されていることも少なくありません。

16〜18世紀の大航海時代、壊血症という出血性疾患にかかる船員が相次ぎました。原因は、ビタミンC欠乏。体内でつくられるコラーゲン量が減り、血管がもろくなったことによる出血でした。原因不明の病気とおそれられていましたが、あるイギリス人医師が経験的に柑橘類を食べると予防できることに気づいたと伝えられています。

現代の日本で、特に病気もなく、通常の食事を摂っていれば、ビタミンC不足による出血ということはほとんどないと思われます。しかし、コラーゲンの生成に関与しているということは、末梢血管の強化だけでなく、皮膚や粘膜を健康に保つことにもつながります。

また、しみ・そばかすの原因となるメラニン色素の過剰な生成や沈着を防ぐともいわれ、市販薬のシステイン製剤の多くには、ビタミンCが一緒に配合されています。

このほかにも、ビタミンCにはさまざまな作用があることといわれます。貧血の予防のため、サプリメントなどで鉄を補給している方。鉄は、ビタミンCと一緒に摂ることで、吸収が高まるといわれています。

ビタミンCを摂るとかぜの予防になる、といわれることもあります。皮膚や粘膜を丈夫にするため、免疫機能を高めるためなどと説明されています。また、発熱時や体力が落ちたときなどは、ビタミンCも消耗されやすくなっていますから、それを補う意味で少し多めに摂ることはよいと思われます。

最近は、抗酸化作用にも注目され喫煙者、ストレスの多い人はビタミンCの消費量が多いことも知られています。

ビタミンCは水溶性のビタミン。たくさん摂ってもからだの中に蓄えられません。大量に摂取した場合は下痢や結石の原因となったり、薬剤の作用に影響を及ぼしたりすることも考えられます。腎結石の経験がある方などは、薬剤師に相談を。それ以外の方でも摂取量を守って、毎日、こまめに摂るようにしましょう。

このようなビタミンCの健康効果に興味をもたれた方はビタミンサプリメントをご検討ください。中でも、マルチビタミン・マルチミネラル系のサプリメントを利用するのが、一番、手軽で、便利で、確実で、リーズナブルですね。ビタミンとミネラルが最適な割合で配合されている点も魅力です。

参考になさってください。

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