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サプリメント丸分かり辞典

「ビタミンEとは」

サプリメントの人気が徐々に高まっています。高齢化の進展により、そもそも潜在顧客の絶対数が増えていることに加え、高騰する医療費や、危機的な日本の財政事情を背景になるべく病気になる前に予防しようという意識が高まりつつあるからかもしれません。いずれにせよ、こうした健康維持に対する関心の高まりはもちろん良いことですね。

病気になってから後悔しても遅いですし、一度発症すると完治しない病気もあるわけで、病気を予防できるならそれがベストであるのは間違いありません。より効果的なサプリメントの利用が広がり、日本が「健康大国」となることを期待したいと思います。

さて、そのように様々な面から必要性が増しているサプリメントですが、中でも最も有名な成分といえばやはりビタミンです。ということで、今回は「ビタミンE」を取り上げたいと思います。

ビタミンEは、自然界にも多く存在する脂溶性のビタミン。動物・魚類の油脂や植物油はもちろん、野菜や豆類、穀類、海藻類など実に多くの食品に含まれています。

ビタミンEにはトコフェロールとトコトリエノールがあり、トコフェロールは以前から医薬品やサプリメントとして広く用いられてきました。

トコトリエノールは酸化防止剤などの食品添加物として使用されています。

最近、その抗酸化力に注目したサプリメントが多く見られるようになりました。「スーパービタミンE」「トコフェロールの○倍の抗酸化力」とうたった広告も見かけますが、残念ながら科学的な検証は不十分なようで、安心感も含めると、総合的な評価はトコフェロールのほうが優っているというのが、現時点での評価のようです。

強い日差しや雨風にさらされ続けると、頑丈だった鉄骨もさびてボロボロになってしまいますこれは酸化の現象の一つ。

同じようなことが私たちのからだの中でも起こっています。その結果が肌の老化や動脈硬化、がんなどにつながってしまいます。

体内での酸化の原因は、活性酸素。中でもフリーラジカルと呼ばれるものは、次々と酸化反応を起こし、過酸化脂質というさびのような物質を生成させます。

ビタミンEはこのフリーラジカルを捕まえて、酸化反応を進行させない働きをもっています。抗酸化作用の強さは、α>β>r>λの順だとされています。

このほか、ビタミンEには血行を促進する作用があり、肩こりや腰痛、手足の冷えやしもやけなどを解消するための医薬品としても、広く使われています。

さらには、ホルモンの分泌を調整するともいわれ、月経不順や更年期の症状などに用いられることもあります。

ビタミンEは脂溶性のビタミンですが、現在のところ、摂りすぎによる副作用(過剰症)は知られていません。これは、からだの中にビタミンEが充足されてくると、からだはそれ以上のビタミンEの吸収にブレーキをかけるため、と考えられています。

視点を変えれば、たくさん摂っても効果はほとんど変わらないということ。表示された量を守って、上手につきあっていただきたいと思います。

ビタミンEの健康効果に興味をもたれた方はビタミンサプリメントをご検討ください。中でも、マルチビタミン・マルチミネラル系のサプリメントを利用するのが、一番、手軽で、便利で、確実で、リーズナブルですね。ビタミンとミネラルが最適な割合で配合されている点も魅力です。

参考になさってください。

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