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「ヒアルロン酸とは」

サプリメントの人気が徐々に高まっています。高齢化の進展により、そもそも潜在顧客の絶対数が増えていることに加え、高騰する医療費や、危機的な日本の財政事情を背景になるべく病気になる前に予防しようという意識が高まりつつあるからかもしれません。いずれにせよ、こうした健康維持に対する関心の高まりはもちろん良いことですね。

さて、そのような背景から必要性が増しているサプリメントですが、人気の成分とはどういうものがあるでしょうか?今回はそんな人気の成分の1つ、「ヒアルロン酸」についてご紹介したいと思います。

ヒアルロン酸はもともと、牛の目の硝子体から発見された成分。一般的には肌に潤いを与える成分として知られています。

からだのあらゆる部分に存在していて、特に多く含まれているのが、皮膚、関節、そして目。

目では、眼球の大部分を占める硝子体に含まれ、まるい目の形と眼球の弾力性を維持する役割を担っています。

多くの水を保持する性質する性質をもち、目の表面の水分の蒸発を防ぐほか、角膜についた傷の治りを助ける働きがあることから、目薬の成分としても用いられています。

また、ヒアルロン酸は、関節軟骨や関節液にも多く含まれ、関節にかかる衝撃をやわらげたり、関節の動きをなめらかにしたりする働きもあります。医療現場では、関節の痛みに関節内にヒアルロン酸を注射するという治療が行われることもあります。

ヒアルロン酸は、コンドロイチン硫酸などと同じ、グリコサミノグリカン(GAG)の一種。アセチルグルコサミンとグルクロン酸という物質が、交互に長く長く連なった直鎖状をしています。

ヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸などのグリコサミノグリカンが、たんぱく質と結合してプロテオグリカンと呼ばれる集合体をつくるのですが、その隙間に水分子が抱え込まれことで、多くの水分を保持されるようになります。

ちょっとわかりにくい説明かもしれませんが、体内(この場合は、特に軟骨や皮膚)では、特定の成分がそれぞれ単独で働いているのではなく、いくつかの成分が結びつき、連携し合って形を作り、機能を維持しているのです。

もちろん、ヒアルロン酸自身にもすぐれた作用があります。特に保水性は高く、ヒアルロン酸1gで6Lもの水を保持することができるといわれています。その水溶液は、無色透明。粘性が高く、ネバネバしています(濃度によっては、ジェルのようなトロッとした状態を呈することも)。

このような性質をもつヒアルロン酸は、皮膚の真皮(表皮の下)部分に多く含まれます。コラーゲンやエラスチンがつくった骨組みの隙間を埋めるようなかたちで存在し、皮膚内の水分量を一定に保ち、皮膚に潤いと張りを与えてくれています。

ヒアルロン酸は関節内にも存在し、関節軟骨の表面を保護したり、クッション性を維持したり、重要な役割を果たしています。痛みをやわらげたり、関節が動く範囲(可動域)を改善したりする作用もあるとして、医療用のヒアルロン酸製剤は、注射剤として変形性膝関節症や肩関節周囲炎などの治療に用いられています。

いろいろなところで活躍してくれているヒアルロン酸ですが、悲しいことに、その体内量は年齢とともに確実に減ってしまいます。

「だから、塗ったり、食べたりしなくちゃいけないのよ」という声を、以前、店頭で耳にしたことがあります。肌のしわやたるみ、関節の痛みなどの原因にもつながるかと思えば、笑ってばかりもいられませんよね。

しかしこれまで、分子量が大きいヒアルロン酸は経口摂取しても吸収されにくく、効果はあまり期待できないのではないかといわれてきました。

確かにヒアルロン酸を配合した化粧水やパックなどはたくさんあるのに、口からのむタイプのサプリメントは意外に少ない・・・。それでも最近は、吸収されやすいように工夫した商品なども販売されているようです。

医薬品としては有効性が認められているのですが、サプリメントとしてのんだときの作用は、まだまだ未知数です。

参考になさってください。

ちなみにこのようにさまざまな健康成分があるわけですが、目移りしてしまう方には主要な成分が1つにまとめられたオールインワンのサプリメントが良いですね。一番、手軽で、便利で、確実で、リーズナブルです。

加えて全ての成分が最適な割合で配合されており、過剰摂取する危険性がなくなる点も魅力です。ぜひ活用してみてください。

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