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サプリメント丸分かり辞典

「レシチンとは」

サプリメントの人気が徐々に高まっています。高齢化の進展により、そもそも潜在顧客の絶対数が増えていることに加え、高騰する医療費や、危機的な日本の財政事情を背景になるべく病気になる前に予防しようという意識が高まりつつあるからかもしれません。いずれにせよ、こうした健康維持に対する関心の高まりはもちろん良いことですね。

さて、そのような背景から必要性が増しているサプリメントですが、人気の成分とはどういうものがあるでしょうか?今回はそんな人気の成分の1つ、「レシチン」についてご紹介したいと思います。

鶏卵の黄身1個(約18g)に含まれるコレステロールは、約252mg。 1日に食事から摂取するコレステロールの目標値は、成人男性で750mg以下、成人女性で600mg以下とされていますから、卵は1日1個と指導された人も少なくないでしょう。

しかし、卵はコレステロール以外にもさまざまな栄養素を含み、そのーつであるレシチンも、有用な成分として知られています。

レシチンとは、リン酸を含む脂質のこと。コレステロールや中性脂肪などの脂肪分が、血液の中を流れやすくする働きをもつことから、血管壁へのコレステロールの沈着を防ぐともいわれます。血中のコレステロールを低下させるまでの作用があるかどうかについては、疑問が残るところですが。

なにかと目の敵にされることが多いコレステロールですが、細胞膜の構成成分として、ホルモンやビタミンの原料として、からだにとっては大切な成分なのです。卵は1日1個、メニューに入れるようにしましよう。

レシチンは、卵黄や大豆などに多く含まれるリン脂質の一種。厳密にはホスファチジルコリンのことをレシチンと呼びますが、サプリメントの場合は、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルエタノールアミンなど、他のリン脂質も含めて、レシチンと称することもあるようです。

ホスファチジルコリンに含まれるコリンという成分も細胞同士の情報のやりとりをする上で大切な役割をしています。

このところ、脂肪分を摂り過ぎないようにとする指導が行き届いたためか、卵や肉類、乳製品などの摂取量が減り、それらの食品に含まれるレシチン(コリン)の摂取も少なくなっている傾向がみられるとの指摘があります。

レシチンやコリンは、細胞を健康な状態に保ち、神経や肝臓の機能維持にも有用です。

レシチンはまた、その構造中に、水になじみやすい部分(親水性基)と油になじみやすい部分(親油性基、疎水性基)の両方をもっています。食事などから摂取された脂肪分は、血液によってからだの各部位に運ばれますが、脂肪分は水に溶けませんから、そのままの形では、血液(水分)の流れに乗ることができません。

そこで活躍するのが、レシチンなどのリン脂質。たんぱく質とともに脂肪分のまわりを取り囲み、脂肪分が、血液やリンパ液の中を循環しやすい形に変えてくれます。

マヨネーズを作るときのことを思い出して下さい。材料は食用油と酢、そして卵黄。本来は混じりあわない油と酢ですが、卵黄を加えると分離することなく、一様な物質となります。こうした現象を乳化といいますが、これと同じようなことが、体内でも行われているのです。

そのため、レシチンが不足すると、血管壁にコレステロールが沈着しやすくなるとも考えられ、レシチンは、細胞や血管の健全な状態を保ち、高脂血症や動脈硬化などの予防に効果があるのではないかといわれています。

混じりあわないものの間を取り持ち、スムーズな流れを支えるレシチン。そんなレシチンが不足すると、脂肪肝となる可能性も指摘されています。

よく「コレステロールが高い・低い」と言いますが、「コレステロール」の中身は、一様ではありません。LDL−コレステロール(いわゆる悪玉)、HDL−コレステロール(いわゆる善玉)、トリグリセライドなどがあり、このうちのどれが、どの程度の値を示しているかによって、診断も治療も異なってきます。

「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」では、診断の基準から総コレステロール値が削除され、以下のような基準に改められました。「高コレステロール血症」という診断名も削除され、高脂血症は「脂質異常症」とされています。

・高LDLコレステロール血症:LDLコレステロール140mg/dL以上

・低HDLコレステロール血症:HDLコレステロール40mg/dL未満

・高トリグリセライド血症:トリグリセライド150mg/dL以上

参考になさってください。

ちなみにこのようにさまざまな健康成分があるわけですが、目移りしてしまう方には主要な成分が1つにまとめられたオールインワンのサプリメントが良いですね。一番、手軽で、便利で、確実で、リーズナブルです。

加えて全ての成分が最適な割合で配合されており、過剰摂取する危険性がなくなる点も魅力です。ぜひ活用してみてください。

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